・簡単に言うよ(‘ω’)
自己資本比率とは?
自己資本比率とは総資本における自己資本の割合のことです。
もっと簡単に言うと、完全に自分のものである資本が持っている全ての資本の中で何%あるのかを表す割合のことです。
計算式は自己資本÷総資本×100で出すことができます。
・詳しく言うよ(‘ω’)
自己資本比率とは会社の経営が安全であるかどうかを判断する上で非常に重要です。
ちなみに資本とはビジネスをする上で元手になるお金のことを言います。
会社だとイメージしにくいですが会社を個人に当てはめて考えると非常に分かりやすいので例を挙げて説明したいと思います。
ここに総資本が1000万円のA君がいたとします。
1000万円の資本を持っています
A君の資本の内訳を見ると以下の通りです。
バイク:100万円
現金 :600万円
合計 :1000万円
先ほど自己資本比率を出すには自己資本÷総資本×100で出すことができると説明しました。これをA君に当てはめると、、、
A君の総資本=1000万円
A君の負債=車(300万円)+バイク(100万円)=400万円
A君の純資産(自己資本)=現金(600万円)
600(自己資本)÷1000万円(総資本)×100=60%(自己資本比率)
つまりA君の自己資本比率は60%です。
ここまできてだからなんだって思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、この自己資本比率は簡単に計算することができますがその意味は非常に大切です。
冒頭で自己資本比率は総資本に占める自己資本の割合のことであると言いました。
また、自己資本は「完全に」自分のもののことと言いました。
つまりどういうことかというと、
自己資本比率が低いということは負債(借金等)が多いということです。
例えばものすごーく儲けている企業があったとします。あなたはその会社の株を買うか迷っていたとしましょう。
ものすごーく儲けているので一見株を買いたくなりますが、自己資本比率が10%だったらどうでしょう。
その会社は90%の負債でビジネスをしていることになります。
会社はその90%の負債の返還期限までに事業でお金を稼いで返済をしなければなりません。仮に借金を返せなくなった時その会社は経営破綻して潰れることになるので、おそらくあなたは90%の負債を抱えてビジネスをしている会社の株の購入をもう一度考え直すと思います。
このように自己資本比率をみるとその会社が潰れるやすいのか否か(安全性)を判断することができ、株式を購入する上で貴重な情報となり得るのです。
・まとめるよ(‘ω’)
それではまとめます。
自己資本比率とは、
・総資本における自己資本の割合のことだよ
・自己資本÷総資本×100で求めることができるよ
・その会社が潰れやすいかどうかが分かるよ
です!
それではまた別の記事でお会いしましょう(‘ω’)ノ
※この記事はあくまで特定の単語についての意味が概ねイメージできるよう解説したものです。
アバウトな解説となっておりますので詳しい用語解説は証券会社等が公式で出している、用語集をご参照ください。
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