・簡単に言うよ(‘ω’)
浮動株とは株式市場に上場している株式の中で市場に流通している取引されやすい株のことです。
株式については以下の記事で分かりやすく解説しているので是非チェックしてみてください。
・詳しく言うよ(‘ω’)
浮動株とは株式市場に流通している取引されやすい株式のことであると先程説明しました。
ここでこういう疑問を持った方もいると思います。
逆に取引されにくい株ってなんやねん
それではこれからA君の疑問に答えていこうと思います。(本題とはズレますが大事なことなので是非お読みください)
そもそも株式市場に企業が上場する目的は株式を市場に流通させることで資金調達をしやすくすることです。
しかし、資金調達をしやすくする為に上場した企業にも取引されにくい株式があります。
それは固定株と呼ばれるものです。
これはいったいどんな株式かというと親会社や経営者一族等が持っている株式のことで株式市場に流通しにくい株式のことを言います。
もしもこのような親会社や経営者が持っている固定株が市場に売りに出され、浮動株になってしまったらある危険性が出てきます。
それは会社を投資家に乗っ取られる危険性です。
上場している株式会社の半分の株式を持つと取締役を解任することができたり様々な権利を得ることができます。
つまり、発行株式数の過半数以上を手にすることができれば、その会社の経営に関して大きな権力を掌握することができるのです。
発行株式数の半分以上をライバル会社だったり、会社を手に入れたい投資家に買い占められたらどうなるでしょうか、、、。
正解は会社を乗っとられるのです。
しかし、企業はある程度の発行株式を固定株ではなく市場に流通させるための浮動株にしないと資金調達をすることができません。
そして、株価が上がったり下がったりするのはこの浮動株が売り買いされるために起こります。
また、固定株が多すぎると取引数が少なくなるので、たださえ少ない浮動株を沢山の売りに出すと大暴落が起きたり、逆に多くの買い注文が集まると株価が跳ね上がるような現象が起きてしまいます。
その為、企業は浮動株と固定株のバランスを考えて誰に固定株を保有させ、どのくらいの割合を浮動株にするのか考える必要があります。
なので株を取引きする際は市場出回っている株(浮動株)を調べることでその銘柄の流動性を確認することをお勧めします。
※流動性とは市場に流通している株式の多さのことです。流動性が高ければ売り買いの注文が成立しやすいです。
・まとめるよ(‘ω’)
それは今までの説明をまとめます。
浮動株とは、
・株式市場に流通している取引されやすい株式のことだよ
・浮動株が売り買いされることで株価が上下するよ
・浮動株が多すぎると投資家に会社を乗っ取られる危険性があるよ
です。
それではまた別の記事でお会いしましょう(‘ω’)ノ
※この記事はあくまで特定の単語についての意味が概ねイメージできるよう解説したものです。
アバウトな解説となっておりますので詳しい用語解説は証券会社等が公式で出している、用語集をご参照ください。
また当サイトの記事の内容を読み発生した投資損益につきましても一切責任を負いかねますで、予めご注意ください。
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