・簡単に言うよ(‘ω’)
・金融緩和とは?
景気が悪い時に中央銀行がお金を出すことで、
お金の周りが良くなることを期待するもの、それが金融緩和です。
景気を良くするためにしていることなわけです!
以下で詳しく解説していきます!
・詳しく言うよ(‘ω’)
一般的に経済というのは「家計・企業・政府」で成り立っていると言われます。
「景気が悪い」と言う言葉を耳にすることもあるかと思いますが
景気というのはこの図で見ることのできる経済の状態を表しています。
「私たち」が商品を買って「企業」が儲かれば、「政府」は税金を得ます。
すると、公共事業で「企業」に仕事を与えたり、街が整備されて「私たち」の生活が良くなる。
これが経済の好循環、好景気ということになります。
逆に言うと、お金の周りが悪いことが不景気なのです。
お金ないから物買えねえや。
なにも売れないから給料増やせねえわ。
え、儲かってないならお金貸さねえわ…。
となると、どんどん国は貧しくなるばかりです。
企業は”儲けたお金や借りたお金”で次の商品やサービスを生む必要があるのに
不景気ではそんな余裕が無くなってしまいます。(デフレですね)
物が売れないから値下げして、値下げしたから利益が減って…
企業が利益を出せないので、給料も上がらず
税収も上がらないので、公共サービスも今より良くなることがない
お金の流れが止まってしまいます。
こ れ は 厳 し い
そこで手を打つのが政府と日銀です。
政府が行うのは財政政策と呼ばれますが、
この記事は日銀が行う金融緩和の記事なので割愛します。
・それで何をするの?
日本銀行は別名”政府の銀行”であり、
モノやサービスの価格を維持することを使命の一つとしています。
そこで上のような厳しい状態になる前に、金融緩和ということで
市 中 に お 金 を 供 給 し ま す
具体的には銀行にお金を渡すイメージです。
え、儲かってないならお金貸さない。
なら、君たちの余力を増やすから少し貸してあげなさい。
こんなにお金貰ったら貸す余力があるぞ…!
ということで銀行が企業にお金を貸すようになれば
新しい商品が生まれて…
これはお金出してでも買いてえ…!
開発に成功したんだな…売れてるぞ!
という好循環が生まれます。
”政府の銀行”である中央銀行(日銀)が
市中の銀行にお金を出すことで、企業にお金が行くようになり
お金の流れが生まれるわけです。
・まとめるよ(‘ω’)
金融緩和とは、中央銀行がお金を供給することで、
お金の周りが良くなることを期待するものです。
書いた方法以外にも一部投資信託を買い入れるなど
中央銀行は様々なやり方で金融緩和を行っています。
量的金融緩和とか耳にしたことがあるなら…それらがより詳しい方法になりますね。
この記事ではあくまでザクっと金融緩和そのもののイメージを解説しましたが
機会があれば細かい方法も解説していきますね!
ではでは今回はこの辺で!また別の記事でお会いしましょう(‘ω’)ノ
written by もさむらい
※この記事はあくまで特定の単語についての意味が概ねイメージできるよう解説したものです。
アバウトな解説となっておりますので詳しい用語解説は証券会社等が公式で出している、用語集をご参照ください。
また当サイトの記事の内容を読み発生した投資損益につきましても一切責任を負いかねますので、予めご注意ください。
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