・簡単に言うよ(‘ω’)
・テーパリングとは?
中央銀行が行っている量的緩和を徐々に辞めること。
それがテーパリングです。
量的緩和ってなんだ?って人向けには次回記事を書きますので少々お待ちを。
今回は、量的緩和はある程度分かった(気になってくれている)前提で進めます!
…とはいえ、軽い解説は入れつつ進んでいきましょう!
・詳しく言うよ(‘ω’)
景気が悪い時、そしてもう金利が下げられない状況で中央銀行は
国債をはじめとするいくつかのリスク性を有する商品を買ってくれるようになります。
1日で800億とかの、とんでもない額(規模感)で
これが量的緩和です。
これは市場にとってすごく追い風です!
なにせ800億円です。当然のように一回につき数百億のお金が出てきます。
それを受け取るのは市中銀行、我々が普段から使ってる銀行です。
そしたら銀行は一気に金持ちになるんで…
ま、お金貸す量増やしますか!
そしたらみんなの会社も余裕出てきて
給料上がって経済回るっしょ!
てなことになって経済が回ることを期待するのが量的緩和です。
でも、いつまでもこれをやっているとどうなるか。
中央銀行が借金まみれになります…。
ここ、「国民の皆さんが」ではないですからね。
そのあたりはコラムでも語りました。
でも、中央銀行としては当然、
経済がある程度回りだしたらお金のバラマキはやめたいですよね。
そこで
徐々にその買う数を落とすこと、あるいは金額を落としていくこと。
これこそがテーパリングです。
とはいえ、先ほど量的緩和は市場に追い風といいました。
ということは、これ(量的緩和)を止めるのは逆風です。とんでもない逆風です。
皆さんだって毎月800万円入ってきてた収入が急に消えたら…
くオ ワ タ
焦るどころの話じゃないですよね!?
なので市場はこのテーパリングを極端に嫌います。
その可能性を出されるだけでも嫌です。(だってお金減るの嫌ですし…)
それだけでかつては市場が暴落したほどです。
詳しく知りたい方はこのワードを調べましょう→バーナンキショック
外部リンク付けたのでクリックで見られます{いつか書くので許してください…}
いつまでもお金を出し続けるわけにはいかない、けれどいつかはやめないと…
そういう状態だからこそ、テーパリングは出口戦略ともいわれます。
量的緩和の終わりを目指す動きだからってことです。
テーパリングが成功すれば、お金が減るので貴重になり、物価が上がります。
そしてインフレが起きてまた経済は循環していくのです…あくまで想定では、ですが。
・まとめるよ(‘ω’)
銀行の量的緩和が徐々に縮小していくこと。
それがテーパリングです。
量的緩和を行っている国も多い現状、いずれは聞く機会は増えると思います。
なので、早めに正しく理解しておきましょう…!!
逆風ではありますが、避けられるものでもない。
量的緩和に走った以上、いずれは出てくる話です。
経済がきちんと持ち直していれば問題ないものにはなりますし
皆さんも正しく知って、怖がる時も正しく恐れましょう…
過剰に煽ってくる情報に、振り回されないように!
ではでは今回はこの辺で!また別の記事でお会いしましょう(‘ω’)ノ
written by もさむらい
※この記事はあくまで特定の単語についての意味が概ねイメージできるよう解説したものです。
アバウトな解説となっておりますので詳しい用語解説は証券会社等が公式で出している、用語集をご参照ください。
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