・簡単に言うよ(‘ω’)
・PERとは?
株価収益率のことで、分かりやすく言うと
一株の利益が株価と同じになるには何倍の数値が必要か?
と考えるってことです。
どーしてもEPS(1株当たり純利益)の考えが出てきてしまうので、
解説リンクを下に貼っておきます。上の文で謎に感じる部分があった方はぜひ!
目を通してもらえると理解度が高まると思います。
・詳しく言うよ(‘ω’)
先に計算式の話だけしておくと、PERは
として表せます。
さて、改めて文章にすると、PERというのは
「会社の得た利益から費用を引いて出せる純利益を
一株単位に換算したらどれぐらい利益を出せたか(=EPS)考えたとき、
株価はその何倍なの??」って考えることです。
いや、なげーし訳わからん…
こうなるのが他サイトでもよくあると思います、、、ので!
分かるようにするために解説させてください!!
・こう考えませんか(‘ω’)
3STEPで考えます!!!
①まず、会社の利益について考えます!
②株主について考えます!
③これで分かります(多分)
①会社の利益について考えます!
会社の利益を確かめるために下の図をご用意しました。
会社はモノやサービスの対価で受け取ったお金を丸々収入には出来ません。
人件費、光熱費、材料費…色々費用が掛かりますからね…。
それでも手元に残るとそのお金が上の図中、赤塗りの「純利益」になります。
これは、費用を払っても残せたお金…
つまり、世の中に新たな価値を提供して残ったお金!
言い換えれば会社が新たな価値を産んだ代とでも言いましょうか…。
②株主について考えます!
株式会社や株式を保有するメリットでも述べましたが、株主は
「会社のアイデアに賛成」な人たち、言い換えれば会社を応援する人たちです。
彼らのお金で株式会社は成り立っています。すると、彼らは気になるはずです
自分の応援している会社の状態はどうなんだろう。
そして、Ⅰ.私のお金はどれだけ会社に役立っているのかな?
Ⅱ.きちんと活用されているのかな?
ここでⅠの答えとして出るのがEPSでした。
一株がどれくらいの利益を出しているかを見せてくれるものがEPSですからね。
EPSは純利益を株数で割って「一株当たりの儲け」を出してくれました。次でラストです…
③これで分かります(多分)
上のセリフのⅡ「きちんと活用されているのかな??」これに答えるとPERにたどり着けます。
ここまでで、”純利益で会社の儲けを確認し、株数で割ってEPSを出し”ました。
あとは、他の会社と比較できたら便利だと思いませんか?例えば、そう…
今一株の利益は見えている(EPS)ので、
このEPSをあと何回稼げば株価と同じになるだろう?
こう考えると、この回数が少ないほど効率的に使われていると言えるので便利そうですよね
同じ株価1000円でも
EPS100なら、 100×10=1000
EPS200なら、 200×5=1000
200のほうが効率よく稼げてます、よね!
株価にたどり着くだけの稼ぎを5回の経営で行えている。10回の方より効率的です!
この赤字の部分を求めに行くのがPERなんです!(やっとたどり着いた…)
上の式、PERをXとしましょう。
EPS×X(PER)=株価 変換して
X(PER)=株価÷EPS
これで計算式にたどり着くわけです…
そして、PERは他の会社と比較する指標という意味もご理解いただけたと思います。
PERは低ければ割安、高ければ割高というのが通説です。
とはいえ、業種による差なども存在するのであくまで、
同業他社比較での利用が望ましいです。
・まとめるよ(‘ω’)
PER(株価収益率)は、一株の稼ぎが自社株に匹敵するには何倍の数値が必要か?
ということを示す、「PER=株価÷EPS」で求められる指標でした。
それではまた別の記事でお会いしましょう(‘ω’)ノ
※この記事はあくまで特定の単語についての意味が概ねイメージできるよう解説したものです。
アバウトな解説となっておりますので詳しい用語解説は証券会社等が公式で出している、用語集をご参照ください。
また当サイトの記事の内容を読み発生した投資損益につきましても一切責任を負いかねますので、予めご注意ください。
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