・簡単に言うよ(‘ω’)
・購入時手数料とは?
購入時手数料とは投資信託の商品を買う際にかかる手数料のことです。
投資信託とは何かについて以下の記事で分かりやすく解説しているので、投資信託について知りたい方は合わせて記事をご覧ください。
・詳しく言うよ(‘ω’)
先ほど購入時手数料とは投資信託を買う際にかかる手数料のことだと説明しました。
簡単に説明するとこの説明で終わってしまうのですが、この購入時手数料というのは調べてみると意外と奥が深いものです。
ここからは購入時手数料について
という二つの観点で説明します。
販売会社と投資信託運用会社の違いについて分かっている方は
だけをお読みください。
ではこの手数料は誰に払うのでしょうか。
購入時手数料を払う相手は販売会社です。
投資信託の商品を販売している会社に支払うものものがこの手数料です。
何故このような当たり前のことを説明するのかというとそもそも投資信託を販売している会社と投資信託を運用している会社が別な場合があるからです。
ここから具体的に投資信託の販売会社と運用会社の違いについて説明していきます。
これは本屋さんと本の出版社に例えると分かりやすいです。
本屋さんは沢山の本を売っていますがその本屋さん自身が本を出版しているわけではないですよね。
本屋さんはあくまで出版社が出した本を売っているにすぎません。つまり本の販売会社は本屋さんなわけです。
しかし、本そのものを作りだしているのは出版社です。
この関係は投資信託と一緒です。
投資信託においての販売会社は例えば証券会社や銀行になります。
証券会社は以下の記事で解説しておりますのでそちらもイメージがわかないよって方はそちらもご覧ください。
私たち個人投資家は証券会社や銀行という販売会社を通じて投資信託を購入しています。
しかし、その投資信託の商品そのものを作り出し運用しているのは投資信託運用会社です。
なので購入時手数料は投資信託を作り出した運用会社に払うのでなく販売会社に払う手数料なわけです。
※販売会社と運用会社が一緒の投資信託もあります。その場合はその投資信託を販売と運用の両方をしている会社に販売手数料を支払います。
購入時手数料を決めているのは証券会社や銀行等の「販売会社」になります。
ちょっとややこしいのが購入時手数料には上限というものがあります。
ではこの上限を決めているのは誰かというと「投資信託運用会社」になるわけです。
投資信託運用会社は投資信託説明書(目論見書)という書類で、販売手数料の上限を記載しています。
投資信託を売りたい販売会社はその上限内で購入時手数料を各販売会社で決めて投資信託を販売しています。
つまり私たち個人投資家は購入したい投資信託を決めたら、なるべく購入時手数料が安い販売会社で買った方がお得になるわけです。(結構違いがあります)
まとめるよ(‘ω’)
以上が購入時手数料の説明になります。
購入時手数料をまとめると、
・投資信託を購入する際にかかる手数料のこと
・投資信託を販売している会社(証券会社や銀行)に払う
・購入時手数料は販売会社が決定しているが上限は運用会社が決めている
ということになります。
それではまた別の記事でお会いしましょう(‘ω’)ノ
written by 芋山
※この記事はあくまで特定の単語についての意味が概ねイメージできるよう解説したものです。
アバウトな解説となっておりますので詳しい用語解説は証券会社等が公式で出している、用語集をご参照ください。
また当サイトの記事の内容を読み発生した投資損益につきましても一切責任を負いかねますで、予めご注意ください。
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