はじめに
記事を見て下さっている皆様こんにちは!
当サイトを運営している芋村です。
今回の記事では知識ゼロの状態から投資信託をつみたてNISA口座で始めたサラリーマン投資家(芋村)が現時点で一体どれくらいの成績を出しているのかをこの記事にて報告していきたいと思います。
私の周りでつみたてNISAをやっていない人に「何故やらないのか」について話を聞くと多くの方が「始めるに当たって不安な点が多い」と口を揃えて言います。
初心者が投資を始めるに当たって不安な点が多いのは確かです。
「自分の買った投資信託が値下がりしたらどうしよう」、「銀行口座にお金を預けた方が安心だし」、「そもそも周りでNISAをやっている人が少なくて一歩踏み出せたない」などなど、考え出すと懸念点が頭の中に出すぎて、
「あー、どうすればいいかわからない!」となってしまう方が多いかと思います。
現在とある投資信託を2年弱ほど毎月購入し続けている私も最初は上記に挙げた沢山の不安な点がありました。しかし、現在では自分なりの投資の軸を持つことで投資信託を購入し続けた結果、利益を上げることができています。この記事はそんな何も知識がない状態で始めたわたくし芋村がどの商品で利益を上げているか等、具体的な事例をじゃんじゃん出していきます。
これから投資信託を始める投資初心者の方は必見の内容となっています。
この記事を読めば無理なく利益が期待できる投資信託を選べる手助けになるかと思いますので、是非チェックしてみてください!
投資信託はどの商品買っているの?
皆さんが一番気になるのはここだと思います。投資信託を始めるに当たって初心者の方が一番最初にぶつかる壁は投資信託の商品選びだと思っています。なので私が現在利益を上げている商品をズバリここで言いたいと思います。
それは、たわらノーロード先進国株式という商品です。
一応エビデンスとして私の現在の運用成績の画像を載せておきます。
たわらノーロード先進国株式はアセットマネジメントOneという日本の資産運用会社が提供している、先進国の株価の変動に連動するようになっているインデックス型の商品となっています。
インデックス型とは指数に連動するようにできている投資信託の商品を指します。
たわらノーロード先進国株式は具体的にMSCIコクサイ・インデックスというモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社が公表している日本を除く先進国22ヵ国に上場する株式銘柄で構成された指数に連動することを目指した投資信託の商品となっています。
なんでこの先進国株式の株価に連動するような投資信託の商品を選んだかと言うと、現在GDPを世界トップを走るアメリカを中心とした先進国に幅広くバランス投資できるからです。
現在楽天証券の投資信託買い付け商品ランキングの上位を見てみると、米国株式の株価に連動するようにできた投資信託の商品が上位に来ています。ただ大丈夫だとは思うものの、アメリカが今後数十年単位で世界経済のトップに君臨し続ける保証などどこにも無いわけです。
なので私はリスクを分散させるという意味でも先進国に幅広く投資ができるこの商品を選びました。
これはあくまで私の意見なので参考程度にしてください。もっとリスクを取っても良いという方は先進国ではなく、「新興国(中国とかインド)」の株価に連動するような商品を選べばいいですし、アメリカは今後も経済のトップに君臨し続けられると自信のある方はS&P500やダウ平均株価(NYダウ)のようなアメリカの株式指数に連動するような投資信託を選択すれば良いのです。
ここで重要なのは自分で選び、自分で購入することです。
初心者の方には辛い作業なのは重々承知ですが、投資を始める第一歩は「誰かのおすすめ」とか「みんなが買ってるから」という理由で商品を選ぶのではなく「自分が良いと思った」という理由で選ぶことが重要なのです。投資に正解はありません。この世の誰一人未来の株価を予測することなどできないですから。
月々いくらくらい投資すれば良い?
自分の買いたい投資信託を選んだ後、頭を悩ませるのが月々幾らくらい投資をすれば良いのかについてです。つみたてNISAの場合年間40万円の非課税枠があることを考えると、月々33,333円積み立て投資ができるかと思います。(40万円÷12ヶ月=33,333円/月)
しかし、今まで投資経験の全くない投資初心者の方が月々いきなり33,333円を投資するのは勇気のいることだと思います。私自身いきなりその金額を投資信託に突っ込むには勇気が要りました。そこで私が提案するのは月々1万円ずつ投資信託を積み建てることです。
私は新卒でとあるIT企業に2019年4月に入社しました。当時の手取りは月々18万くらいで、そこから33,333円を月々投資は無理ではないもの知識の浅いものに中々その金額を賭けることはできませんでした。私は個別株を売買する運用資金を早く作りたかったので資金を当時貯めたかったということもあり、月々1万円ずつから始めました。2021年2月現在投資した元本は総額20万円以上になりました。2年間弱で20数万円ですから、新卒の方や、まとまった投資資金をお持ちでない方も無理のない額だと思います。
つみたてNISAは途中で積み立て額の変更ができます。1万円では少なすぎたという方は増やせばいいですし、逆に多すぎたという方であれば金額の積み立て額の設定を低くすれば良いです。
大事なのは20年間非課税というつみたてNISAのメリットを生かすことです。最初に限度額一杯で積み立て続けた結果、日々の生活資金が少なくなり、積み立て年数が経たないうちに売却してしまうのが一番勿体ないのです。その為、無理のない金額から始めるのがお勧めです。何故途中で売却してしまうのが勿体のないのかというと複利のメリット生かすためです。
複利についてはまた別の記事で解説したいと思いますが、簡単に言うと投資元本だけでなく利益がさらなる利益を上げるということです。投資信託でいえば儲けた利益分を再投資することによって投資元本だけで運用した場合よりもより多くの利益をリターンを期待できます。
その為、先ずは無理のない金額から初めて長期間運用することを目標にすることがつみたてNISAの制度を最大限生かす上で重要なポイントになってくるといえるのです。
ドルコスト平均法を理解して長期で運用する!
ドルコスト平均法と聞いて完全に理解しているという方は投資初心者の方は少ないと思います。
ドルコスト平均法は一定金額を一定のタイミングで投資していく投資手法のことを指します。
つみたてNISAの一番の肝とも言えるのはこのドルコスト平均法を使用した投資を20年間続けられるということなのです。
ではこのドルコスト平均法の効果を私の具体事例を踏まえて説明していきます。
私は先ほどMSCIコクサイ・インデックスという指数に連動する投資信託の商品を購入しているということを言いました。実際この指数の具体的な動きは以下のチャートになります。
株価指数詳細 | 株式新聞Web株式新聞は、1949年に創刊した日本最大の証券専門紙です。専門記者による注目銘柄情報や、株価情報、株式ニュースなどが満載です。DCF法で計算した各銘柄の適正株価を見ることもできます。
私は2019年5月~2021年2月現在で月々1万円を定額で購入し続けています。
2019年5月~2020年2月までは指数が大体10,000~12,000の間で上がり続けています。しかし、2020年3月から4月にかけて指数が急激に下がっています。何故急に下がっているかと言うと新型コロナウイルスの感染拡大により、世界同時株安となってしまったからです。
私はこの世界同時株安になっているタイミングでも投資信託を解約せず一定額を購入し続けました。
その理由はインデックス型の商品はベンチマーク(目標)としている指数が下がった時により多くの口数を購入することができるからです。
口とは投資信託商品の単位のことですが、同じ1万円でも指数の値が低い時には高い時に比べてより多くの口数を購入することができます。低い時に沢山買うことができれば値上がりした時に購入した口数分多くの利益を上げることができるのです。
実際に購入している投資信託がベンチマークとしている指数が下がったことにより、今までの利益が消えるどころか元本割れを起こすこともあります。実際に私はコロナ禍により一時期元本割れを起こしていました。しかし、ここで重要なのは下がった時こそ、つみたてNISAでは購入することが大事なのです。なぜならあくまでつみたてNISAは数年単位で利益を増やしていくことを目標としている為、目先の損益で売ったり買ったりすることを前提にした制度ではないからです。下がった時にも一定額を購入することにより、平均取得単価を下げ、指数が上がった時により多くの利益が出るようにしておくのです。
もしも長期運用ではなく、短期で利益をどんどん増やしていきたい場合には一般NISAを使用することをお勧めします。一般NISAでは投資信託だけでなく普通の株式が取引できる為です。
話が少し逸れてしまいましたが、これから投資信託を始めたいと思っている方は是非このドルコスト平均法を理解した上で始めてみることをお勧めします。
結局、幾ら儲けているの?リスクとどう向き合う?
この記事の冒頭で画像を載せましたが2021年2月末現在、投資元本21万円に対し、47,446円の利益が出ています。利益率は22.59%です。これはかなり良い数字かと思います。
銀行預金利が0.002%くらいですから同じ金額を同じ期間銀行に預けた時と比べて11296倍の利益が出ていることになります。(21万円×0.00002=4.2円で47,446円÷4.2円=11296倍)
どうでしょうか、銀行に資金を眠らせておくのが少し、勿体ないと思った方は少なくないと思います。
ここで一つ問題となってくるのがそうは言っても企業はいつ倒産するかわからないし、大きな自然災害が起きて経済が大ダメージを受けて大きな損が出てしまうのではないのか、だったら銀行に預けていた方が良いのではという方がいるかもしれません。
大きな損が出てしまう可能性も大いにあります。しかし、ここで重要な事実が一つあります。それは私達が銀行に預けているお金は銀行の手によって株式や債券の購入に使われているということです。もっと言うと、社会人の方が毎月給与から天引きされている年金でさえも株式等に運用されています。
銀行は私達サラリーマンが預けた給与をただ口座に置いているわけではなく、それを使って資金運用することで利益を上げて儲けています。年金も将来少ない働き手で高齢者の年金制度を支えるために運用し利益を得ることでこれから益々加速する高齢化社会に備えているのです。
これは嘘ではなく事実です。私たちの銀行預金は常にリスクにさらされています。
またリスクと言えば基本的に日本のサラリーマンは給与を円で貰っていますが、円が暴落する可能性も0ではありません。例えばこれから政府が金融政策を失敗した結果、インフレ率が過剰に上昇したとしましょう。今まで100円のモノが200円出さないと買えないような世の中になった時、インフレが始まる前から預けている円の預金はインフレ率に連動して増えるでしょうか。減るでしょうか。正解は変わりません。銀行が預金金利を変更しない限り20万円の預金は20万円と多少の金利が上乗せされた預金のままです。そうなった時、世の中の商品の値段は倍になっているのにも関わらず自分の持っている銀行預金は前とほとんど同じままなので自分の銀行預金が実質価値が下がったことになってしまいます。
極端な例を出しましたがここでポイントなのは、このように何もしなくても預金を含めた自分の資産は常にリスクに晒されているということです。
結局ある程度のリスクに晒されているわけですから、少額から投資を始めることで多少のリスクを取り、NISAを使用し将来の危機の為に知識や経験を培うことも良いかもしれません。
まとめ
ここで今まで長々と述べてきたことを簡単にまとめたいと思います。
・芋村はMSCIコクサイ・インデックスに連動するたわらノーロード 先進国株式に月々1万円投資している。
・運用成績は2019年5月~2021年2月現在で+22.59%である。
・積立NISAはドルコスト平均法を使い、長期間運用することがポイント。
・私たちの資産は常になにかしらのリスクに晒されている。
です!
それではまた別の記事でお会いしましょう(‘ω’)ノ
written by 芋村
※この記事はあくまで特定の単語についての意味が概ねイメージできるよう解説したものです。
アバウトな解説となっておりますので詳しい用語解説は証券会社等が公式で出している、用語集をご参照ください。
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